町の9割を占める山の斜面を少しずつ切り開き作った「石垣の棚田」での稲作は平野での耕作とは異なり、手間が大変かかります。
まさに土地の少ない日本そのものの姿ともいえる棚田での耕作体験は日本の勤勉さの素晴らしさを改めて実感頂ける体験です。
日本一の生産量を誇り、柿の王様と称される「祇園坊柿」生産が盛んな寺領地区は「美しい日本のむら景観百選」に選ばれているまさに日本の原風景ともいえる地域です。高齢化が著しい地域住民と共同作業を行うことで、農作業の苦労はもちろんのこと、数十年後に日本各地に訪れる超高齢化社会の実情を学ぶことが出来ます。収穫期以外は農園の保全作業です。
町の9割を占める山の斜面を少しずつ切り開き作った「石垣の畑」での耕作体験は平野部とは異なり、手間が大変かかります。まさに土地の少ない日本そのものの姿ともいえる当町での耕作体験は日本の勤勉さの素晴らしさを改めて実感頂ける体験です。
少子・高齢化が進み耕作放棄地の保全が難しい棚田を地域住民と協働で行います。急峻斜面に少しずつ耕作地を広げた先人の知恵と労苦を学ぶとともに、中山間地の農業の現状、そして日本の未来を考察します。
「緑のダム」である森林が適切に管理されていることで、災害から下流域が守られています。また、ルールを順守し下草刈り・間伐作業を行うことが、安全確保につながる事を体験し「法令を順守すること」の大切さを学びます。
原木の切りだし方や選定法を学ぶと共に、菌が繁殖し発芽する過程を学ぶ事で、山林の中で行われる生物のサイクルを学びます。
化石燃料の普及とともに薪の活用は減少しました。体験を通じ、古来より燃料として使われてきた歴史や人と火の関わり、古の人々の生活の知恵と労苦を学びます。